2014年7月14日月曜日

Vol.103 アメリカ現地レポ!パイクスピーク特集〜前編〜[小林ゆき]

itpc://feeds.feedburner.com/bbb-bike/pod




1916年から続く、アメリカの伝統的な公道レース『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』。
はたして、このレースの実態とは!?

アメリカはコロラド州から、ゆっきーがレースの生音と共にお送りしています“(*>ω<)o”

まだ聞いていない人は、今すぐチェック!!



▼ここからはゆっきーのコメント&写真をご紹介します♪▼

予選は午前5時過ぎからなので、ご覧の通り真っ暗闇で走行準備をしなければなりません。
2台でエントリーしたブルーサンダース。

初参戦ながら見事に2位、3位を獲得!
パイクスピーク参戦の必需品は暗闇を照らすライトとタイヤウォーマー。
こちらは昨年、初参戦のプラクティスで転倒、決勝はリタイヤした伊丹選手です!

今年はリベンジするべく、マシンもMVアグスタに変えての参戦でした。

走行前のライダーブリーフィングもまた、ご覧のように真っ暗な時間帯から始まります。

プラクティス走行は、まず全車両でサイティング走行を行います。
フィニッシュ地点まで走ったら全員で下ってきて、そこから1台ずつ何回かタイムアタックを行います。

朝焼けの中、走行する四輪コンペティター!
天には飛行機雲、眼下にはコロラドスプリングスの街の光がかすかに見えます。
四輪もまた異種混合のパイクスピーク。
フォーミュラっぽい車両からラリーカー、ビンテージカーまで、様々なカテゴリーがあります。

通称「The Race to the Clouds(雲へ向かうレース)」の呼び名の通り、まるで雲に吸い込まれるかのようなパイクスピークのコース。


ガードレールがある場所はまれで、このように「ストローベイル」が設置されている場所もまれ。
置いてあっても、申し訳程度。
アッパーセクションのプラクティス風景。
ライダーはゼッケン8番、マン島TTレースでおなじみのガイ・マーティン選手です!
ロッキー山脈が一望できるデビルズプレイグラウンドからのスタートとなります。

アッパーセクションのスタート地点はすでに標高4000mほどあり、正直、息が苦しかったです。

モーターサイクルのカテゴリーには、クォッド(ATV、四輪バギー)も含まれます。
サイドカーもモーターサイクルカテゴリーなので、さながら2輪、3輪、4輪の異種格闘技と化してます……。

パイクスピークの山頂にて。
もう、とにかく空気が薄い! 若干の頭痛、めまい、息切れ、ふらつき、手足のシビレなど、さまざまな高山病の症状が……。

世界でもっとも高い場所で売っているという名物のドーナツ。
1個99セント(税抜き)。素朴な味でおいしゅうございました!

こちらもまた名物の山岳鉄道。
チケットを取るのがなかなか難しいほど人気の路線なんだそうです。

パイクスピークのスタート地点。
写真は、ボトムセクションのプラクティスを終え、いったん下山するコンペティターたち。つまり、スタートは山に向かって走っていきます。


コロラドスプリングスの街なかで行われるファンフェア。
このように、道路を閉鎖して大規模に行われます。
地域のお祭りのような雰囲気でした。


日本から参戦しているライジングサンレーシング。
アメリカでも大人気で、写真撮影やサインをせがむ列が途切れることはありませんでした。


決勝レースの日はそれまでとうって変わって人出が多くなり、一気に「レース」の雰囲気が作られます。

この日は標高約3000m近いスタート地点も気温30度と暑く、厳しいコンディションの中レースが行われました。





次回は「アメリカ現地レポ!パイクスピーク特集〜後編〜」をお届け♪
ゆっきーが参加者へのインタビューも行っていますよ( ゚3゚)ノ
お楽しみに!!





Facebook
Twitter


itpc://feeds.feedburner.com/bbb-bike/pod